空前絶後のみかん祭×SLOW NIGHT@新木場STUDIO COAST


朝は雨が降ってたけれども、午後には上がって。外にも出たりするようなイベントだから、よかったよ。
あー、何から書くかな。正直、本編の記憶がだいぶ飛んでしまったよ。夜中のコスプレのせいで(笑)ってのは冗談だけど。いろいろありすぎて、容量オーバーです。でも、やたら長くなってしまった…。




入場のテーマが始まるのと同時に、緑色のビームがステージから発せられて。メンバーが定位置につくと、龍さんからなんかビーム出てる!みたいな状態(笑)歓声がすごいなー、みんな前に詰めるなー。
白い声からスタート。あのイントロを聴くと、一瞬息が詰まる。やっぱり、この曲は大切な曲なんだね。大事な日の、一発目に持ってくるくらい。
そして、この剣斬れる。初期のランクヘッドの張りつめた空気がそのまま残っている。ビックリしたよー、ここでこの曲来るか!小高くんはなんだか、剣を手にしているみたいに歌ってた。
素晴らしい世界の人気っぷりに驚いた。シングルの力ってすごい。

「こんばんは、ランクヘッドです。…晴れたな!これも、みんなの行いが良いからやな。」
って。あんまりランクが晴れバンドってイメージはないんだけど、ここぞという時には晴れるね。
続いて、花は生きることを迷わない。何度もライブでやってるし、着うた配信ももう始まってるし、随所で手が挙がってた。だんだん、好きになってきたよ。そのまま続けて、零時。4人一斉に始まるイントロに圧倒され、思いがけない曲に思わず仰け反る。アウトロの轟音がたまらない。が、残響を味わう間もなくloop。ちょっとちょっと、もうちょい余韻下さい!loopは相変わらず、さっくんがずるい。

龍さん作詞作曲の"トライデント"。突き抜けたいっていう気持ちが込められた曲、みたい。確かに、音も歌詞も抜けの良い気持ち良さがある。前へ向かおうとしている龍さんの、メンバーの思いが感じられる。笑顔でドラムを叩く龍さんが、いい顔してる。


「この前終わったツアーでずっと言ってきたんだけど、俺、自分の命よりも大事なものができて。その、大事なものができて、いろんなことを忘れてたんだな、ってことに気付いて。そんな気持ちを歌にしてできた曲です。ラブ・ソング。」
前日に、ようやくかー、というかんじの告白をブログでしていたので、すっきりしたよ。『心だけは全部君にあげよう』とか、最後の『独りじゃない』の繰り返しとか、鳥肌が立った。上手く言えないけれども、慈しむ心が感じられて、胸に響いた。
続けて三月、スワロウテイル。もう何も言うことはないわ…。


「この春から、生活や環境が変わる人もおると思う。(ちらっと龍さんの方を見て)俺らもそうやし。そういうみんなの為に、もう一曲。」
久しぶりの桜日和。私、この曲でニコニコしてる龍さんが大好きなのです。きっと、またすぐに会えるよね。

小高「今日は最初にレーザーとか入ってて、特殊効果、略して特効っていうんやけど、それ以外にも、悟のパンツという特効が入ってます!」
見えなかったけど、どれだけギラギラしてたんだろう…。ちなみに、靴はよく履いてるミラーボール風のものでした。
小高「もう、ベースもギラギラにしてしまえばええやん、アルミホイルとか巻いて。10周年でこれだけギラギラしてるんやったら、20周年ではどれだけなっとるんやろう?前歯も全部銀歯にしてしまえばええよ。」
合田「わかった。」
言っちゃった!
小高「こんだけようけの前で言ったな!」
これだけ証人が居ますよ!楽しみにしてます、20周年(笑)
小高「この前、大きいスタジオでゲネプロって、リハをやったんやけど、隣のスタジオで某アイドルグループがやってて。たまたまエレベーターが一緒になってしまって肩身狭くしてたんやけど。その時の龍の一言が、多分無意識で言ったんだと思うけど、物凄いツボで。覚えとる?」
龍さん、首を振る。
小高「ボソッと、『みんな悟みたいだった…』って。」
その某アイドルグループが物凄く気になります!!

小高「初めて新居浜市民文化センターでライブをしたのが、10年前の3月…22とかだったよな?ちょうど10年前で。見てる人は、一番前の列に、対バンの人たちがいるくらいで。何の才能もない寄せ集めの俺らの音楽が、誰かに届くなんて、考えてもいなかった。ここに、10歳以下の人はおらんよな?ってことは、10年前にはどこかに居たって事で、その頃は全然知らない同士が今ここで一緒にライブをしてるって…物凄い、天文学的な確率だよな?出会ってくれて、ありがとう!」
こちらこそ、続けてくれてありがとう!と言いたい。SLOW NIGHTのMCも混じってる気もするけど…こんなかんじでした。


後半は、勢いのある曲を立て続けに。やっぱり、体温をやってくれるとテンション上がる。定番なんだけどね。
カナリアボックスの始まりとともに、パン!と何かが弾ける音がして、金銀のテープが舞う。今回もやったか!最後のサビで、客席にマイクを預けるようになったのは最近のこと。『あなたに会えてよかった』って歌わせてくれる。この曲のリリース前にニュースになったPVのあれこれとか、ダンスとかで、素直に好きだと言えない曲だったんだけど、おかげで好きだと言えるようになったよ。


「あと1曲、みんな一緒に歌ってくれよ!」
と、僕らのうた。最後に龍さんが出てきて
「もう少しだけ、聴かせてくれ!」
って、嬉し泣きしそうな顔で言ってくれて。つられて泣きそうになりながら合唱。素直に感情を表しすぎだよ!小高くんはドラムスティック持ち出して指揮したりして。
どこでだったかな?小高くんが「また来年もやろう!」って言ってた。期待して、いいんだよね?


本編が曲数多かったからアンコールはないのかと思ったら、出てきてくれた。ちょっとだけ、時間があったみたい。
「予定調和になるし、アンコールはやる予定じゃなかったんやけど、一曲だけ。ライブハウスに出るのにオーディションがあって、デモテープを送らなくちゃならなくて。で、その結果を代表で龍が電話で受けて。"君ら下手すぎ、特にヴォーカル"って言われて。それを龍が、すごく言いづらそうにしてて。それが悔しくて、できた曲です。この曲には何度も助けられたし、この中にも背中を押してくれたっていう人もおるんじゃないかと思います。」
前進/僕/戦場へ。これでもか!っていうくらいに跳ねてやりましたよ!

最後に龍さんが出てきて。
「今日は本当にありがとう!来年も、やりましょう!これからもランクヘッドをよろしくお願いします!」
と、締め。ランクヘッドは、やっぱり龍さんがいないと成り立たないよ。これからも、応援し続けたいと思います。


01. 白い声
02. この剣斬れる
03. 素晴らしい世界
04. 花は生きることを迷わない
05. 零時
06. loop
07. トライデント
08. 光の街
09. 羽根
10. きらりいろ
11. ラブ・ソング
12. 三月
13. スワロウテイル
14. 桜日和
15. Birthday
16. それでも血の色は鉄の味がした
17. id
18. 体温
19. ぐるぐる
20. カナリアボックス
21. 僕らのうた


En, 前進/僕/戦場へ


そして、SLOW NIGHTへ突入。まだ龍さんがステージにいるくらいから、サブステージに照明が当たり、嵐田さんが叫ぶ。ドラゴン見てないでこっちも見てくれー!的な(笑)
渋谷会は、出口さんにもう少しお酒注入した方が面白かったような気もする。マナヴさんのあたりから、フロアのテンションが下がり気味でした…。メニューは、カナリアボックスかけたり、東京パレードのレインボーを歌ったり。やー、東パレ踊れて楽しかったけど。あとは、長岡さんのギター。DJなのに、弾きたいって持ち込んじゃったよこの人!なんて言われてたり。浮雲さんのギターをこんなに間近で聴いて良いんでしょうかね…?さらには、小出くんからの手紙の読み上げなどなど。総動員でやらかしてくれました。


「知らない人もいるだろうけど、皆さんこんばんはー!僕でーす!」
「皆さん、スピッツは好きですか?僕は大好きです!知らないって人も心配しないで!大丈夫!ぜーんぶ、僕が歌いますから!」
マイクはワイヤレスじゃなかったのかな…?あっちへ行ったりこっちへ行ったりのマスザワさん。なんかもう、眩しいです(笑)マスザワさんの定番曲はだいぶ覚えましたよ。申し訳ないけれども、途中退散。



そして、プールへ。こんなかんじ→
実際はもっと明るいけれども、夜なのでうまく撮れなかった…。噴水の吹き出す部分がない、みたいなかんじ。ポコポコと小さい泡が出てたり、照明の色が時々変わったり、幻想的なかんじでした。
そして、小高くんと壮さんの登場!ビール持参。小高くんは、炭酸の日本酒も。これ、日本酒なのに炭酸入ってるんや、すごくね?みたいなことを言ってました(笑)壮さんはエレキギターで、マーシャルのちっちゃーいアンプを持ってました。かわいいなー、これ。
最初はガラス玉。声、あんま出てませんよ小高くん。途中から元に戻ったけど、確実に酔ってる(笑)
何聴きたいー?の問いに、物思い!と答えたお兄さん、GJです!この曲をアコースティックで聴けるとはね。死んだような眼をして〜って、酔っぱらいだと別の意味でリアルです…。2番に入る時、口ベースしてた、気がする。ぶっつけ本番だから、予想外のことが起こるのね…。アウトロ、昔これでもか!ってくらいに弾いてたけど、やらんの?という小高くんに、チョーキングバリバリ!なかんじで応える壮さんが面白かったです。


歌いたいのリクエスト。すると、いきなり話しだす小高くん。
小高「この曲はね、別の曲の歌詞を考えてた時に、ふと、(ギターを弾く素振りをしながら)うたいたいことがな〜い♪ってやってたら、すぐに出来た曲。別に、今はなんとなくセックスしたりとかしてへんけどな!(冒頭にそういう歌詞があるので)でも、そういう時もあるやん?」
山下「俺はそんなことないけどね。」
…誰かこの酔っぱらいを止めて下さい(笑)まだ時間が早いよおだか!
小高「この曲初めて聴かせた時に、悟がえらい感動しとってなー。」
どこに反応したかは不明ですけど。

この曲のサビの歌詞が『流れ星ひとつ夜空を駆けたら それが合図で世界にさよならだ』ってかんじなので、この夜空の下で聴くのにはピッタリだなーと思いました。壮さんが好きな曲、だそうです。


さらに、壮さんがやりたいとのことで、季節外れの夏の匂い。鳥肌立てながら聴いてました(寒くて)。最後のサビの頭、ちゃんとライブバージョンで、ギター無しでアカペラでやってました。


次に、僕らは生きる!の声がかかる(笑)そりゃ無理だろーという感の小高くんをよそに、ジャジャジャジャと弾き始める壮さん。素敵すぎます。ヤケになって「元々四本足だった俺らが〜」と始める小高くん。でもやっぱ無理だ!となり…月光少年!ちっちゃく手のひらを広げておいたよ。でも,途中で壮さんのギターの音がだんだん小さく…。
山下「あ、電池切れ。」
…アコギ1本で頑張れ小高くん!音がショボショボになっても、壮さんはギター弾いてたけどね。月光少年の最後、あれやらんの?と壮さんが小高くんに。歌い終わった後の、「だだだぎゃぎゃがgy!」(うまく表記できませんが、ライブの時いつも叫んでるアレ)をやらせて、終了。なんかもう、めちゃくちゃだわ(笑)


もうそろそろ戻るかーというところで、壮さんがジャジャジャジャと再び弾き始める。僕らは生きるだ(笑)じゃあ、後半をやろうということで。みんなも歌えよ!と。あ、俺これ弾きながらやるの初めてだわ、と小高くん。たしかに、いつも歩き回ってたもんね。プチ合唱で終了。小高山壮を聴いたことがなかったけれども、とっても面白かったので機会があれば行ってみたいなーと思いました。その時はもっとベロンベロンなんだろうけど(笑)


01. ガラス玉
02. 物思いに耽る庭
03. 歌いたい
04. 夏の匂い
05. 月光少年
06. 僕らは生きる



龍さんのDJは知らないうちに始まってたのでほとんど見てないという…群青日和とかスターフィッシュとかかけてたのは龍さんだったのか!合田ワッフルとか食べてました…orz チョコとキャラメルソースが半々で、アーモンドと粉砂糖がかかってます。あまーい。
最後だけ、見れたよ。勢いで来年もやろうとか言っちゃって、ボビーさんに怒られたけれども、またやろうって。
ランクヘッドは不滅です!」
って言葉に、濁りはないと思う。あの4人揃ってのランクヘッドなんだ。また、すぐに4人揃った姿に会えると、信じてるよ。