対バンTOUR2008「尾ビレ vs. 背ビレ」@千葉LOOK

今回は番号が非常に良くて、なんと1桁前半!折角だし、久々に前に行こう!と思い、龍さん前の最前をいただきました。特定しないでください(笑)
千葉LOOKはいつも後ろから、何も見えねー!と思いつつ見ていたのですが、ステージ本当に低いのね。膝くらいの高さかな?しかも近い。柵にもたれて立ってみると、ステージに足が当たる。なもんで、目の前にイケメンみっちゃんが…!って状態でどうしようかと思いました(笑)ただ、ヴォーカルの声が聞こえづらいんだよね、この位置。一番近いのに。
ってことで、若干気持ち悪い感じのレポになりました。ごめんなさい。


NICO Touches the Walls

NICOを見るのは実は3回目。足元のセットリストが丸見えー。見ないようにしたけど、TAXIが見えてテンションアップ!この曲大好き。
泥んこドビーの、ギターが交互に鳴るところがカッコ良かった。生で聴いたの初めてで、ちょっと感動。で、ドビーでコール&レスポンス!ダンス天国。これって、定番なのかな?
NICOは千葉出身だそうで、パルコのタワレコに呼ばれたので行ってみたら、別に千葉だから呼ばれたという訳ではなかったらしい、と。でも、むしろその方が嬉しいよね、なんて言ってました。MCがなんだかかわいらしい。
フェスでしか見た事がなかったので、ちょっとイメージが変わったかも。もっと演奏にストイックなかんじかなー、と思ってたのが、柔らかいかんじになった。セットリストにもよるんだろうけれど。新譜楽しみだ。


01. The Bungy
02. Image Training
03. そのTAXI, 160km/h
04. B.C.G
05. 夏の雪
06. 泥んこドビー
07. Broken Youth
08. (My Sweet) Eden

LUNKHEAD

入場のテーマが鳴り、舞台袖から掛け声が洩れ聞こえる。ランクのコレって、妙に体育会系だよなぁ。まずは龍さん登場。わー、白シャツ!でも半袖短パン!らしいスタイルですね。悟さん、壮さん、小高くんの順で。モニターの間にお立ち台(?)のような黒い箱が左右1つずつあって、そこに乗って煽ったりしつつ。
一発目、id。うわー、押される(苦笑)のっけから、全力でぶつかって来る音。
素晴らしい世界のイントロで、歓声が。そっか、人気なんだなー。早くも、小高くんの顔に細かい水滴のような汗が。


「こんばんは、ランクヘッドです!千葉LOOKは…1年ぶりかな?にこたっちずざをーるず(←噛み噛み、言えてない!とのツッコミが)…言えとるやん!NICO Touches the Walls!カッコ良かったなー!演奏もめっちゃ上手いし、外見もかっこいいしな。かっこいいと、それだけでやってけるもんな。俺も、頑張って昨日髪の毛切ってきたんだけど、誰にも気付かれんくて…。」
去年からずっと髪の毛短いから、分かりづらいんだよ…。
「ペルソナ。」
言い放った直後に轟音。うわあぁぁぁぁ!ちょっと、待ってた!この曲の、ライブでの見所はやっぱり間奏部分ですよね。間近で、狂ったように音を鳴らす4人に思わず震える。やっぱり、ハッピーな歌じゃなくて、狂っちゃった歌に思える。
で、奇跡!何か、セットリスト的が自分的に良すぎて、ちょっと半泣き。2番の入りとかね、シンバルの音と、ギターのキュイーンって音がピッタリ鳴るところで再び震える。ただ、そこから羽根に続いたのは、ちょっと違和感。曲的には好きなんだけど、雰囲気が変わり過ぎて、ちょっとなぁ。


新曲が出来てきているという話。
小高「まだ仮タイトルなんだけど、ラブソングという曲を。」
えー!?仮とはいえ、どうしちゃった?と思ったけれども。曲的には、ゆったりした、けれども熱いバラード?『僕と君の距離はだんだん近づいている』とかいう始まりだったような…で、サビが『一人じゃないんだよ』とか『世界が終わる、世界が終わる、また新しい世界が始まる』とか、そんなかんじだったかな。タイトルの印象とは裏腹に、曲的には好きなかんじ。


小高「千葉LOOKは、いいね!スタッフも、動きがテキパキしとるし。」
なんか今の言い方面白かった!若干の笑いが起こると
小高「いや、大事なことだよ。どことは言わんが、ダメなとこもあるんよ。でも、1つ問題なのが、楽屋にトイレがないこと!さっきもそのへん(トイレの方を指差しつつ)…あ、先程はどうも。」
小高「ニコタッチは、開場しまーすって言ってから始まるまで30分間あるんやけど、その間誰もトイレ行かんのな。芸能人はう○こしない、みたいな。ランクヘッドは…おしっこについてはいろいろ…な。一番近いのが悟で。高速で、機材車で移動しとる時にすぐにトイレに行きたがるから、”おしっこテロ”と言われ。そのうちコーヒーとか飲まなくなったもんな。」
合田「移動中は水分を一切とらなくて。飲んだとしても、水をちょっと口を潤す程度にな。…って、なんでこんな話になっとるん!もう、そのことは水に流してしまいましょう!」


ENTRANCE。サビの突き抜ける音が気持ち良い。間奏のところで小高くんも後ろや壮さんの方を向いて、楽しそうに顔を向かい合わせながら弾く。こういうの見ると、バンドっていいなぁ、と思います。で、千川〜。ギターの音の絡みがたまらんです。嬉しすぎて、楽しすぎて、あんまり覚えてない(汗)
奇跡のあたりで、この距離で体温とかやられたら私、どうにかなる。と思ってたら、やっちゃったぁぁ!慣れてしまったのか、昔聴いていた時のような、嫌が応にも涙流れそうになる、っていう感覚はないんだけど。でも、やっぱり手を耳にあてたまま歌う姿、最後のサビの頭に腕を前に掲げて絞り出す声は、胸に響く。心の一番奥の柔らかいところに響く音に変わりはない。


小高くんがスタンドからマイクをガッと外す。わー、マイクスタンド倒れてるよー。ぐるぐる。悟さんが、ぐるぐるしなくなった?力強くうねる音。小高くんがぐぐっと前に出て。ていうか人の頭を鷲掴みにして支えにしないで下さい(笑)
小高「俺もアレやりたい。アレ、アレ。コール&レスポンスっての?でも、人見知りやしなぁーー。」
なんか、ちょっと意識朦朧としてませんか?っていう喋り。そして、さっきNICOでもやってたように、ダンス天国の『ラーララララー♪』でコール&レスポンス!何かとNICOを気にしすぎです(笑)あまりに小高くんが前に乗り出してるので、龍さんまで前に出てきて、逆サイドで煽る。こういうぐるぐるなら、好きになれそう。


ラストー!ということで、おなじみの音。悟さんの出番だ!
合田「尾ビレ vs. 背ビレということで。皆さん、今日は帰りの電車で、どっちが強いかを話し合って下さーい!」
何それ!(笑)すると、小高くんは思わず吹き出し、マイクを通さずに
小高「どっちでもええやん。」
と呟いてました。
やっぱり、盛り上がる曲。そして、そんな様子を見てとっても嬉しそうな4人。こっちまで嬉しくなっちゃうような。


アンコールでは、龍さんが登場。あ、タンクトップに着替えてる。
石川「尾ビレ vs. 背ビレというツアータイトルなんだけど、何を隠そう俺がつけました。尾ビレは、泳ぐ時の推進力になるわけよ。車に例えると、エンジンね。エンジンがないと車は走れないから。で、背ビレはと言うと…これ、トりビアね(笑)背ビレは、曲がる時のコントロールの役目を果たすのね。車で言うところのABS。アンチロックト…ブレーキングシステム。まぁ、ABSなくも車は走れるけど…。今回は対バンツアーだから、俺達ともう1組…ニコタッチだけど、2組で、スーパーカーみたいな車を作ろう!ってことでつけました。ニコタッチ…ニコって言うの?(どうにも笑いが起こるので、言い直す)この前1人でワンマン言ったけど、カッコいいねー。今度、赤坂ブリッツとかでもやるらしいから、気になった人は見に行ってみてください。」


そして、徐々に、メンバー登場。告知なんかを。
合田「皆さん、この前出たライブDVDは買ってくれたかなー?あれは、みかん祭っていう僕たちがずっとやってきたイベントを新木場のSTUDIO COASTでやったものなんだけれど、今度、12月の3,4,5,6,7と5日間、下北沢のGARAGEで史上最超のみかん祭というものを開催します!5日間ぶっ続けなんて、初の試みだよね。その5日間は、下北沢もランクヘッドがジャックしようと思います!来られない、って人でも楽しめるイベントにしようと思っています。」

うわぁぁ、アレやコレやのライブと被ってる(泣)初めてGARAGEでみかん祭をやらせてもらったのが2002年の1月とか2月だったそうです。その頃からのGARAGEとの繋がり。素敵だなぁ。


アンコール1曲目は新曲。花は生きることを迷わない、だったかな?サビの最後のところで、音が少なめになって、そう歌ってる。曲調的には、割とアップテンポで、Queでやった新曲に近いかんじ。ラストはきらりいろ。ダブルアンコールはなかった。暫く拍手は続いてたんだけどね。


孵化の曲が思ってたよりも少なくて、しかも好きな曲が聴けたので、セットリスト的にもかなり満足でした。しっとりとした曲は少なかったけれども、あんまり気にならなかった。新曲も、どちらもランクらしくて。フカヒレツアーの新曲よりも、こういう方が好きだなぁ。やっぱあんまり、冒険的な事しない方がいいよ(苦笑)


01. id
02. 素晴らしい世界
03. ペルソナ
04. 奇跡
05. 羽根
06. ラブソング(仮)(新曲)
07. 教室
08. ENTRANCE
09. 千川通りは夕風だった
10. 体温
11. ぐるぐる
12. カナリアボックス


En1-1. 花は生きることを迷わない(新曲)
En1-2. きらりいろ