高野哲単独行動2007夏@京都磔磔

初めて行ってきました、磔磔。木のぬくもり、カラフルだけどどこか落ち着いた壁のペイント、33年分の音と歴史が染み込んだ素敵な建物。入るとテーブルと椅子が並んでいて、ちょっとライブハウスとは思えなかったよ。フードメニューとか置いてあるし。
「哲の客はケチだと思われないように、じゃんじゃん食べて飲んでくれ」的なことを言ってたけど、歌が始まると、そっちに心を持って行かれてしまって、食べることなんてすっかり忘れてしまうんだよ。

衣食住の中に音楽は入っていないし、音楽がなくても生きていけると思うけど、音楽があれば、ちょっと素敵な人生が送れるんじゃないか?
前にも同じようなことを言ってたなぁ。自分の音を、楽しんでほしくて、こんなスタイルの単独行動を続けてるのかなー、なんて思いました。

最初に英語のカバー曲を2曲。高野は日本語と英語で、明らかに歌い方が違う。英語だと感情を込めにくいというようなことを言ってたけれど、やっぱり、言葉をとても大切に歌う人なんだな。歌として発することで、ただの文字の羅列が大きな力を得るみたいに聴こえる。

単独行動の場合、え?これをアコギでやっちゃうの?と思うような、意外性のある曲ほど、いい意味で裏切ってもらえる。そんな自由度の高さと、高野のアドリブ力を存分に味わえるところが、単独行動の醍醐味なんだなぁ。とても素敵な体験をさせてもらいました。


…なんだかもうまとまらくなってきたので、感想文おしまい。以下セットリストですが、途中自信ありません…。一応ツアー中なので、隠します。


01. Hallelujah
02. カバー曲
03. SHORT HOPE
04. REASONS
05. 金星
06. DOWN
07. アイソレーション
08. サマータイムクルーズ
09. 烏の目
10. room
11. スケルツオ
12. TIVOLI
13. my name is misery.
14. 夜の色
15. 道化者のゆううつ(THE STREET SLIDERS
16. I'm OK.
17. Hate Beat!
18. Fighting Friday Night
19. PLACEBO
20. ワカンタンカ