×TOWER RECORDS インストアライブツアー@TOWER RECORDS横浜モアーズ店

愛媛弁ってかわいいねー、と思ったライブでした。つーか、彼らの愛媛弁が出るたびにときめくんですけど、どうにかしてください(笑)


すみません、私、ナメてました。
30分前に着けばいいかなー?くらいに思ってたら結局遅くなっちゃって、着いたのは20分前で。その時すでに、人が集まりすぎてしまったので急遽整理券を配布しますー、的な展開になっていて。イベントスペースのある通路の8割方は人で埋まっておりました。まさかランクでこんなに人が集まるとは思ってなかったのでビックリ。前が全然見えないー!しかも、新宿と違って横浜は画面にステージの様子を映したりしてくれないので、前の様子が全く分からなかったです…まぁ、メインは見ることじゃなくて聴くことだから、いいっちゃいいんですけど…。


メンバーが全く見えなかったので、誰が何を言っていたのかはよくわからないのですが、登場した後は↓のような不思議な会話が繰り広げられていました…。
「みんな待ちくたびれて、帰っちゃってるかと思ったよ。」(小高?)
「ハロー、横浜!」(悟さんかな?)
「横浜って、英語ってかんじしない?」
「…そう?」
「…ほら、横浜MORE'S店だし!」
「パルコも英語じゃない?」
(よく聞こえなかったのですが、パルコって、PARKから来てるのでしょうか…?)
「じゃあ、ジャスコは?」
「富士スーパー!」
「○○富士!」(○○がわからなかった…)
「…??」(なんだそれ、といった雰囲気)
「ちょっと高級(?)な富士スーパー」
と。富士スーパーって神奈川が中心なイメージだったので、知ってたのが意外。みんなわかんないよ、とか、地元のスーパー、とか言ってたので、実は愛媛に別の富士スーパーがあるのでしょうか…?とにかく、ごくごく素なかんじのMCでした。


一曲目は恋をしている。
元々優しさいっぱいなイメージの曲。アコギと合うね。そして、決して音響は良くないけれども、響き渡る小高くんの声に包まれて、早くもとても幸せな気分になってしまいました。

「じゃあ、アルバムの中から……ポコポコした曲を。」
と。ポコポコ?パッテルポルク?(イメージ的に)なんて思ったのですが
「loop」
との曲紹介。この曲、よく聴くとそんなにテンポ早くないんですね。
「あれ、よく打ち込みと勘違いされるんだけど、ちゃんと叩いてるんだよ。」
と、龍さん。勘違いされると、かなり悔しいみたい。涙で枕を濡らすとか(笑)打ち込みだと思われる=それだけ正確にリズムを取れてるってことだとは思うのですが、気持ちはわかる。すると小高くんも
「俺もちゃんと歌ってるよ!」
と。当たり前です(笑)
「龍、昔クリック聞きながら叩けなかったもんな。」
って。ここで、ちょっとクリックの説明が。普通はレコーディングの時、ドラムはクリック(メトロノームの音のことだと思います)を聞きながら叩く。最終的にその音(クリック)は残らないから多少ずれても大丈夫なんだけど、コレは(リズムを取った音が)残るから、ずれたままだと下手くそなのがバレバレになってしまう、というような内容でした。私、ドラムのことはよくわからないのですが、とにかく龍さんが凄く頑張ったということは伝わってきましたよ!


途中、暑いなー、という話になり。ここで小高が脱いだ!(らしい。見えない!)
「俺、龍と違って貧弱だから」
なんて。見えないー!との声に
「見えない?見せないよ!」
「俺が着ると、タンクトップというよりランニングみたい。」
と。でも、小高くんって貧相っていうか、ほんのりムチッとしてるイメージなんですが(笑)
「次はすべてという曲を…ゆっくりやってみたら、凄く良かったんだよね。」
「ブルージーな。」
ということで、スローバージョンなすべて。印象がだいぶ変わる。普段のライブで感じる爆発寸前の激しさと違って、内面で燃え上がる炎のようなイメージ。アレンジも素敵でした。


終盤になり、龍さんが小ネタを仕込んできたとのことで。何かの上に乗ったのかな?姿が見えるようになり、その手には案の定、夏ポテトが。
ばらまくの?的な質問に、小高くんが、ここはCD屋だからそんなことしたら「おんかれる」と。おんかれるって?と不思議そうな空気が流れる中、悟さんかな?
「『おんかれる』は『怒られる』って意味ね。」
と解説してくれました。なるほどー。

夏の匂いの物語は、里帰りの途中の電車の中で見ている夢なのかなー?なんて風に思いました。サビではCMが流れてきた瞬間を思い出してしまって、ちょっと泣けた。


握手会が終わって、メンバーが帰っていく道の途中に居たので、ありがとうの気持ちを込めて会釈したら、笑顔で返してくれました。何かひとこと言いたかったけど、言葉にならない何かが先に出てきてしまって何も言えなかった。
これからもっと有名になってしまうんだろうか。それはとても好ましいことなんだろうけど、どうかこの距離がどんどん広がっていってしまいませんように。何だかとても近い場所に居るみたいに書いてしまいましたが、ランクってあんまり遠い存在に感じないんです、何故か。手を伸ばしたらちゃんと届く距離に居てくれるような。インタビューを読むと、メンバー(特に小高くん)の方も、お客さんとの距離が近くなったように感じてるみたいなので、それがなくなってしまいませんように。なんて、考えすぎかな。


*SET LIST*
01. 恋をしている 02. loop 03. すべて 04. 夏の匂い