ユンディ・リ ピアノリサイタル

行ってきました。会場のみなとみらいホールは木のぬくもりが感じられる温かみのあるホール。後ろの方にも座席があって、あっちから見るのも面白そうだなー、と思いました。大きなパイプオルガンもあった。聴いてみたいな。

ユンディ・リ氏は2000年のショパンコンクールで最年少、15年ぶりに1位優勝を果たした人。どんな音色を奏でてくれるのか、とても楽しみにしてました。


…いやー、もう。
感嘆の声しかあがらないね。
演奏が終わったとき、鳥肌が立った。


滑らかで柔らかくて躍動感があって。 音がとっても表情豊か。
その時々によって変化に富んだ音は、まるでその場で様々な物語が展開されていくよう。
陳腐な表現しか出来なくて申し訳ないけれど、とても素晴らしかったです。
あぁ、のだめの夢色ライターさんのような文章が書けるようになりたい(笑)
手の動きも柔らかくて、トリルとかめちゃめちゃキレイ。凄いなー、憧れる。


しかも、この日は彼の誕生日だったのです。行って初めて知ったんだけど。
アンコールの最後にはケーキが用意され、お客さんみんなでハッピーバースデーの歌を歌いました。
ロウソクの火を照れながら吹き消す姿がとてもかわいらしかったです。
なんと、昨日23歳になったばかり。1コ下ってのが信じられません。

あぁ、私にはまだまだリストは遠いなー…。