TOUR 2010「ボックストリートボーイズ」@代官山UNIT

ツアー初日!ランク初のUNIT。代官山だから妙にオシャレな恰好なのかと思ったら、そういう訳ではなく、今回のツアーはずっとそんなかんじ。
小高くんは長袖の黒いカットソーにストールなんて巻いちゃって。壮さんはTシャツにジャケットを羽織ってる。悟さんはシャツにネクタイとかして、でも靴はやっぱり光ってる(笑)龍さんは黒シャツに膝下くらいのパンツ。


いきなりヘヴンズドアでディープに始まる。初めはポカーンとしちゃったけど、徐々に引き込まれていく。あぁ、壮さんのギターが絶好調だよ。鳴りまくってるよ。Birthday、WORLD IS MINEと重々しく続く。


小高「今日は来てくれてありがとう!」

最初の挨拶は簡単に。全体的に、MCは少なめにしてる印象。『覚醒』の一環かな?
呼吸〜echoの流れが、凄かった。圧倒された。動けなかった。詩的にも、繋がる部分があるかなー、と思っていたのです。初めてSLOW NIGHTでechoを聴いた時、呼吸と歌詞ごっちゃになっちゃったもん。だから、この2曲を続けるセットリストはいいなぁ、と思った。こういう曲の時の小高くんの目は、とてもキレイだなぁ。
echoは音源で聴くよりも随分と悟さんのベースが跳ねてるなぁ、と思った。結構印象が変わる。初めは違和感があったな、もう慣れてしまいましたが。あと、個人的には合唱とか煽られなくて安心した(苦笑)


空知ラヌ雨、好きなんだけどまだ馴染まない。どう動いていいのかわからない…。
小高「あけましておめでとうございまーす!まだまだいけんだろ?」
そう煽って、id。重っ苦しい曲が多いですねや、嫌いじゃないよ。でも、1曲終わると楽器を置き、捌けていく。ステージに残ったのは壮さん一人。あれ?

壮さんギターソロコーナーに突入です。これも『覚醒』の一環?ノリノリで弾きまくってます。ちょっと、どう反応していいのかわからない、的な雰囲気もあり。客席側にギターを差し出したりして。あの、触っちゃいそうなんですけどいいんですか?ってくらい。ていうか触った。

そのうち他のメンバーも戻ってきて、セッションのような状態に。あれ?これってなんだったの?もしかして、日替わりで他のメンバーのソロになったりするの?と思ったけど、後日そうではないことが判明。


体温、ぐるぐるで熱気が頂点に達した所でトライデント!このツアー、龍さんじゃないかもって思ってたんだよね。実際は櫻井さんが叩く時もあるみたいだけど、初日を一緒に迎えられたことが嬉しい。


小高「最後ー!」
早っ!ソロ&セッションコーナーを挟んでるせいか、曲数少なくない?本編最後にこの曲を持ってくるのは納得だな、といったかんじのシューゲイザー。初期が好きだ、って人はこの曲好きだと思う。”精神 シューゲイズ 解放”が、思ったより力強い。抑え気味に言うと思ったんだけどな。でも、ライブだとこの方が合ってるかも。


アンコールでは、いつものぐだぐだMCが復活(笑)
小高「平日、火曜日からこんな(集まってくれて)…試験とか入試とかあんだろ?」
ごめん、仕事だったけど半休取ったわ…。
小高「V0Xの曲で今日初めてやった曲もあったけど、どうだった?カッコ良かったやろ?」
合田「やー、固かったな!」
カッコ良かったよ!って思ったのに!
小高「緊張するよな。」
合田「小高とか歌詞飛びまくっとったもんな。」
小高「わざわざ言わんでもええやん!」


合田「山ちゃんのアレとか。やるでしょう?」
やれば出来るんだよ!といったかんじで。うん、ビックリしたけどね。

あと、VOXは買いましたかー?って話とか、タワレコ特典のDVDのジャケットに誤植がある件の謝罪とかをしてました。
合田「V0X…"e.p."ってジャケットに入っとらんけどな。」
小高「あーんなにみんなで確認したのにな。何で抜けたんやろう?」
どこか別のところで読んだけど、"e.p."って付けたくてあのタイトルにしたらしいのにね。


小高「業務的なお知らせを…悟から。」
ホームページが覚醒中です、という話なんかを。
合田「どうせやるならあれくらいやらないと、って。全裸やからね。」
小高「悟だけ靴下履いとるけどな。」
ま、マニア向け…。


小高「まだあるやん、グッズのこととか。」
合田「なら、自分で言えや。」
ここで、壮さんと龍さんが新作グッズのタオルを広げてアピール。
合田「あれ、宣伝してくれとるけど、タオルとかTシャツとかな。」
小高「あと、特別なのがあるやん。」
やまかん!
山下「あ、しゃべってええかな?缶の中に…なに、言ってええの?(一応秘密っぽいので確認)エコバックが入ってます。あと、ピック。」
小高「特別感のあるやつが。あれ俺、正月から描いとって。正月に描いて、送って、ダメって言われて。残ったら、ここ(ピック立てのところ)にダーッと並ぶから。そしたら、あー、売れなかったんやな、って思ってください。」
山下「残ったら俺、家でこう、しょんぼりしちゃうから。是非買ってください。」
終演後、買おうと思ったら売り切れてたよ!びっくり!さいたまで買った。結局、全部グッズの宣伝は他人任せなヴォーカリスト…。


合田「あと、新木場STUDIO COASTで絶体絶命のみかん祭が。何が絶体絶命なのかは、少しずつ発表していくんで。」
小高「小出しにな。」
合田「絶体絶命って、別に、悪い意味じゃないんで。」

そう言っていただけると安心します(笑)


小高「家に帰るまでがライブやからな!」
無事に家に着いて、幸せな夢を見られますように。そう言われているように感じた月光少年。嬉しいな。パッとその場が明るくなるようなインディゴ。ラストはスモールワールド。この曲、どんどん懐が大きくなっているような気がする。カナリアボックスに替わる曲に、成長してきてると思うよ。


最後に龍さんが真ん中にやって来て。
石川「V0X…ブイ・ゼロ・エックスだけど、みんな買ってくれた?去年の今頃、2月1日に、シェルターで話させてもらって、今回のツアーも、櫻井さんの力も借りて。今日もどっか、このへんとかそのへんとかで見てるかもしれないけど、5人で、頑張っていこうと思います。思いは全部WORLD IS MINEという曲に込めたので、V0X 聴いてください。また、来れる人はコーストで。」


シェルターの言葉は直では聞けなかったんだけど。あれからもう1年かー、と思うと早いものです。でも、彼らにとってはとても長い1年だったんだろうな。試行錯誤を重ねて。ツアーも全国規模でしっかりやってきて。
V0Xの曲はまだ馴染みきれてないけど、やっぱり見続けていきたいな、と感じた初日でした。『覚醒』の意味は未だ分からず…。



01. ヘヴンズドア
02. Birthday
03. WORLD IS MINE
04. 花は生きることを迷わない
05. 朔日
06. 呼吸
07. echo
08. 音のない部屋
09. それでも血の色は鉄の味がした
10. 空知ラヌ雨
11. id
〜ギターソロ&ジャムセッション
12. 体温
13. ぐるぐる
14. トライデント
15. シューゲイザー


En1-1. 月光少年
En1-2. インディゴ
En1-3. スモールワールド