daimasの日記スペシャル@SHIBUYA-AX

待ちに待った924。生憎の雨。折角屋台も出てたのに残念。
出演バンド多いから客の入れ替えも多いだろう、と思って開演ギリギリに行ったら、ギリギリ過ぎてdaimasさんの前説聞きそびれました…(泣)なので、DVDになった暁にはこの前説と、バンド紹介のVTRも収録して下さい…。
9組中6組はすでにライブを見たこともあるし、ワンマンも行ってみたい!ってくらいに好きなのです。1組はもはや中毒なのです。いろんな意味で、素晴らしいイベントでした。

pop chocolat

紹介:daimasさん?
女の子3人。明るさが取り柄です!みたいなガールズバンドじゃないのが良かった。まぁ、daimasさんが可愛がるくらいだから当然なんだろうけど。
ふわふわと浮遊感漂うかんじ。ほわほわとした雰囲気がとても可愛らしい。
ただ、たまに高音が耳にキンキン響くのがちょっと辛かったです…。


BAZRA

紹介:tabaccojuice(松本さん)
何年か前に、北海道の友達が口を揃えて「BAZRAがカッコイイ!」って言ってて知った、とのこと。鉄平さんは下北沢をよく歩いてる。恐いけど(特に目が)、でもあの瞳の奥は優しさに満ちているってことを俺はよく知ってるぜ!ってかんじの紹介。最後にわざわざエコーをかけて「BAZRABAZRA…」って言っていたのがかなりウケてました。


セッティングからメンバーが出てきてて、あちこちで「鉄平!」「鉄平だ!」って言われてるのがおかしかったです。
「今日は珍しく二日酔いじゃないよ。」
と、気合いの入りっぷりをアピール。
「(924ブログが)初めは2人とかで始まったものがこんなに大きなイベントになったんだぜ!」
それは素晴らしいことだ、みたいなMC。
BAZRAはやっぱりベースがカッコ良いよ。ベースに踊らされる。
そして、鉄平さんの熱さにやられる。


BAZRAのラスト1曲の時に、隣にスタッフパスをつけたお兄さんが来たのですが、この時誰だかわからなくて。ただ、BAZRAが大好きみたいで嬉しそうに叫んでました。声高くて女の人かとも思っちゃったんですが、この人の正体を私は後々知ることになるのです…。

tabaccojuice

紹介:BAZRA(井上鉄平)
煙草とジュースを手に持って「タバコ・ジュース」って紹介(笑)


まったりとした歌モノ(でいいのかな?)横ノリなかんじ。
曲的には良かったです。キタダさんが見えなかったけど(泣)
ヴォーカルの方は見た目と反して、熱い人でした。MCが長い長い。
ギターを鳴らして
「この音は心臓の音、でもお前の心臓の音じゃなくて、みんな別々の音を持ってる」
とか
「人は集まると何故か憎しみ合う、ここに集まってる人はこんなに素晴らしいのに」
みたいなかんじ(あやふや)かなり独特。
もうちょっとシンプルにまとめた方がいいかも、とか思ってしまいました。それを音楽で伝えてほしいなー、なんて。歌詞をもっと聴く事ができたら、また印象は違ったかも。

自由人

紹介:LOST IN TIME
どこかの駅の上にある鉄橋みたいな所で撮影してました。風が強くて、声がよく聞こえなかったです…。自由人の紹介というよりかは、イベントに対する意気込み、ってかんじでした。


良い意味で擦れてないバンドだなーという印象。
途中で
「みんなでdaimasさんを呼ぼう!」
って『ダイマス・チャチャチャ』ってかんじに会場に歌わせて手拍子させて。
なんだかかわいらしい人たちでした。
でも、他が濃すぎたので、少々印象が弱かった気が。

椿屋四重奏

紹介:peridots
4人の前にiBookがあって、椿屋の新譜のDVDを挿入。ディスクをどうやって入れるの?とかみんなでいろいろ喋ってるうちに音楽が流れ始めて「おぉっ」と盛り上がってました。


セッティングはメンバー自ら。マイクチェックをする中田さんにくらくらでした(笑)
新譜の曲ばかりだったためか
「不親切なセットでいきます」
って言ってました。
この日は最初と最後以外ずっとギターを持たずに歌っていた中田さん。色っぽかったっす、いろいろ(笑)ただ、なんで近頃四重奏の編成でやってるのか、っていうことが何となく見えたかも。フロントマンとして歌うことと、魅せること。そのへんなのかな?わからないけど、なんとなーくそんな風に思いました。
ただ、熱病の『濡れた首筋〜』の時に、シャツの襟を掴んでチラッと首筋から鎖骨にかけてを見せるのはずるいよ!反則だよ!心得過ぎだよ!
熱病の後にメンバー紹介。ギターのサポートはクラッシュ・イン・アントワープの安高さん。このメンバー紹介が終わった後間髪入れずに始まった螺旋階段のイントロで歓声が。カッコ良すぎです!コレ!
新譜は今までの濃厚さが薄らいでしまったように思えるのですが、今回やった曲はその中でもまだ面影を残しているものが多かったと私的には思うで、それが嬉しかったです。君無しじゃいられないをやらなくて安心したような、ちょっと見てみたかったような…。

*SET LIST*
01. 砂の薔薇 02. 手つかずの世界 03. 紫陽花 04. 熱病 05. 螺旋階段 06. 踊り子 07. プロローグ


ここで、30分の休憩。とりあえずフロアから出てドリンクでも飲もうかなーと思ったら、建物の入り口の側に小さなステージが。そして、ギターを抱えた男の人が。…ってアレ、さっき隣に来た人だ!もしかして、もしかしなくても、まつきあゆむさん…?と思ったら、本当にそうだった!あの話の展開だと出るのかなー?ってかんじだったけど、結局出演アーティストの中に名前はなくて。ちょっと忘れてたんですけど(失礼)こう来ましたか!
「CDは持ってきたけど5枚しかない」とか「Tシャツ持ってきたけど4枚しかない」とか言ってたけど、結局どうなったのかな。

peridots

紹介:VOLA & THE ORIENTAL MACHINEアヒトイナザワ
「あんなキレイな声をしているのに、実は毒舌」ってかんじの紹介。


全部で6曲くらいやったかな?先月のLIQUIDとやった曲はだいたい同じだと思われます。
心が洗われるっていうのはこういうことを言うんだろうなー。
ってくらいの美しい声。高音だけど弱々しくなくて、むしろその逆。
心の底のもやもやとした黒い部分も、浄化してくれてるかのような。
音源出して欲しいなー。でも、マイペースにやるのが合ってそうなイメージ。
ワンマンのチケット売ってたけど、まだ予定わからなかったから買わなかった。
でも、直前になってから行く!とか言い出すかも。それくらいに良かったです。

VOLA & THE ORIENTAL MACHINE

紹介:自由人


出てきて、何故かドラムセットの方へ向かうアヒト(笑)今日はドラマーとしての登場じゃないのに!
初めて聴いたときは正直「なんじゃこりゃ!」ってかんじだったんですが、二度目に聴いたらあのヘンテコな曲調がかなりツボにハマってしまいました。
メロディとかギターのコードとかリズムとかいちいちクセがあるから、だいたいの曲を一度聴いただけで覚えてしまう。ギターの人上手いわー。
意外とスルメなバンドかも。一度回り始めると頭から離れなくなっちゃうよ。
変態系バンザイ。

LOST IN TIME

紹介:pop chocolate


海北さんが素敵すぎてもうダメ。
柔らかい物腰が人柄の良さを表しているようでした。
蛍のサビの、伸びのある声が切なく響いて。
「最初から大きなものなんてなくて、僕や、あなたの、小さな積み重ねから始まるんだ」
というかんじのMCに感動してしまったんですが、詳しく覚えてないのが悔しい…。その後にやった誰かはいらないはとても心に滲みました。『僕 君 誰かはいらない』って。
約束が聴けてすんごく嬉しかったです。大好きな曲。
欲を言えば、列車とか手紙とかも聴きたかったな。

*SET LIST*
01. ヒカリ  02. 証し 03. 秘密 04. 蛍 05. はじまり 06. 約束 07. 誰かはいらない

Syrup16g

紹介:椿屋四重奏
「五十嵐さんは玉置さんが好きらしいので、今度ツアー一緒に行けたらいいな」「新しいギターの調子はどうですか?僕も新しいの欲しいです」
的なことを中田さんが言ってました。両脇の二人の腿をいじりながら(笑)


このイベントでは時間短縮のためか、ほとんどのバンドがセッティングをメンバー自らやっていたのですが、シロップはスタッフさん任せでした。見たかったなー。
登場して、楽器を準備しながら観客からの「五十嵐ー!」という声に
「五十嵐でーす」
なんて応えてて、機嫌良さげ。

きこえるかい、からスタート。まさかそうくるとは。
Sonic Disorderのイントロのベースが始まると、会場中が沸く沸く。

「ベース、キタダマキ。ドラム……です。」
アレね。とでも言いたげに目線をやる五十嵐さん。ヒドい(笑)少しの間の後
「スーパードラマー、中畑!疲れきってる?」
なんて出演3バンド目の中畑さんに対して聞くと
「全然疲れてない!」
とのこと。
すると、突然
「風邪ひいてる人いるー?」
自分も手を挙げながら尋ねる五十嵐さん。客席を確認すると
「ひくよねー、風邪。」
風邪ひいてたのか…。


今度は、新曲を続けて3曲。どれも、前回のツアーでやったやつだと思います。
1曲目の記憶はおぼろげ。
2曲目はサビの『さようならー』の響きが悲しげな曲。
3曲目は口ずさめるくらいに覚えてる。幸せだった頃を振り返っているような歌。
『君をなくしたのは僕だけ』ってサビがいつまでも耳に残って。
『君をわかってたのは僕だけ』って歌っていたのが最後には『君をわかってなかったのは僕だけ』に変わってた気がする。違うかな。

She was beautiful、ライブでは初めて聴いたかも。『She was beautiful〜』ってハモリが凄くキレイでした。

圧巻だったのがリアル。そこにあったのは正に狂気。五十嵐さんはキレまくりで「面倒くせぇ!」とか叫びながらギタースタンド蹴っ飛ばしてたり。なんだろう、無理矢理ドーパミンあたりを分泌させられちゃったかのような。頭真っ白になって意識全てを支配されてるような。


そして、アンコール。
「僕らが最初にお世話になった曲を。」
とMCを始めたけれども、ギターをいじりだして
「チューニングを…。中畑くんが言いたいことあるって。」
と、中畑さんに話を振る。
「えー、今日は…」
言いかけて、五十嵐さんに対して
「チューニング終わったらすぐ始めてね。」
と。再び中畑さんのMC。
「さっき、渋谷のアップルストアに行ってきたんだ。新しいiPodを聴こうと思ったら翌日が入ってて。エンドレスリピートにしてきた!」
と言い終わったと同時に鳴り響くギターの音は翌日のイントロ。相手を試すような、様子を伺うような表情の五十嵐さん。あれ?ってかんじの中畑さん。結局そのまま翌日が始まっちゃいました。924のブログによると『最初にお世話になった曲』は明日を落としてもだったのかな。

真空では中畑さんの「ロックンロォール!!」の叫びあり。カッコイーイ!
crash TV〜のところでは代わりに「ダイマス・ダイマス・ダイマス…」って叫んでました。宗教ちっくだ(笑)思わず笑っちゃったじゃないか!

*SET LIST*
01. きこえるかい 02. Sonic Disorder 03. 新曲 04. 新曲 05. 新曲 06. She was beautiful 07. パープルムカデ 08. リアル
EN1. 翌日 EN2. 真空


どのバンドも、daimasさんを愛し愛されてるんだろうなー、っていうのがとってもよく伝わってきました。こんなイベント他にないよね。とても幸せ気分で帰路につきました。daimasさん、ありがとう。お疲れさまでした。