トランスジェニック

TVで、遺伝子組み換え生物の研究についてと、遺伝子組み換え作物の栽培に反対する周辺住民の様子を放映していました。
反対する人たちの言い分としては、「流通の過程で他のものと混合したら困る」「数十年後とかに何が起こるかわからないから恐い」的なものが多かったけれども、そういう人たちはその研究についてどの程度理解してものを言っているのかが疑問になった。
研究所っていうのは、サンプルの処理なんかについてはキッチリと方法が決められているはずだし(特にそんな研究をしているところは)、簡単に紛れ込んでしまうはずないのに。生態系への影響ってのは最も危惧されていることだろうし。
安全性が確立されている訳ではないから恐い、っていうのはわかるけど、畑の中に土足で踏み込み「止めなさい!」って命令する方がよっぽどタチが悪いと思ってしまった。その土の中に種を植えることができるようになるまでに、研究者達がどれだけ試行錯誤を重ねてきたことだろうか、と。まぁ、私も知らんけど。
いちシロウトの意見なんですが、ある程度隔離された、きちんと設備の整った施設で研究を進める分には問題ないんじゃないかな。折角の技術、応用しなくちゃ安全性の確認をとることすらできないし、進歩もない。
反対する人たちから「危険なものである」という先入観を拭い去ることが難しい、きっと。
ただ、頭ごなしに否定するのは良くないよ、と。議論は尽きない話題なのかもしれないけど、可能性を信じてみてもいいじゃんね。文明はそうして進歩してきたんだろうし。さすがにクローン人間はヤバいと思いますが。
私としては、遺伝子組み換え生物の研究は大賛成だし、そういった作物の研究はもっと進んで欲しい。できることなら、それに携わるような仕事もしてみたかったな−。
食料危機問題云々もあるけどそれは建前で、単純に自分の興味で、ですけど。(危険思想?)ポマトを超えるビックリ作物出来たら面白いのになー。