“TO WORK ON A MUSIC”@旭川CASINO DRIVE
OverTheDogsはトリらしい、と聞いていたので、ご飯食べてからのんびりと会場へ。
会場に着いたら、中からつねくんが出てきて、小雨が降ってるのに傘もささずに外へ行ったり、星くんがふら〜っとパスを受け取りに来たり、さんちゃんはまだパスさえもらってないとか…なんとも言えないのんびり具合。
旭川ナメんな、との某さんのお言葉。ごめんなさい、正直ナメてました…。
6組中最後の出番で、予定では22時半からだったらしいんだけど、押したね。しかも、5番目の女の子ヴォーカルのバンドが人気で、トリじゃないのに終わったらアンコールの拍手…オバ犬のSE流れてるのに。しかも、アンコールやってるし。旭川、侮れん。
お陰で、オバ犬始まったのは23時くらいだったかな…家遠かったら、帰れなくなっちゃうんじゃないかと心配。
人はとても少なくなってて、セッティングの段階での人数を思わずかぞえてみた。うん、一桁!むしろ、オバ犬目当てで来てたのって私たち二人だけなんじゃ?ってくらいだった。始まってからはだんだん増えてきたけど。
でも、お客さんが少ないとか、全然関係ない。むしろ、少ない方が変に気負わなくて良いのかもしれない。
「はじめまして、OverTheDogsです。最後まで残ってくれてありがとうございます。」
本当の初めましてだね。がんばれ!
世界平和を祈ることより 僕はここで歌っていよう
僕に世界は変えれなくても せめてあの子を笑顔に変えよう
澄んだ声が響く。あぁ、帰っちゃった人達、もったいないことしてるぞ!と思った。それは、神様の頃には確信に変わる。今日は、やばい。
つねくん、ぴょんぴょんしてる。さぁ、ショウが始まるよ!ってね。
テンション上がりすぎた?神様の最後の方でマイクからシールドが外れちゃって、あれ?ってなって、上手くはまらないからさんちゃんのマイクを奪う。
結局は、こっちのマイクもシールドから外しちゃって、してやったり、な顔。に、見えた。トラブルを味方につけちゃった。
気がついたら、人が結構戻ってきてる。やや前の方に、移動してきてる人もいる。良かった!
厳かなメロディーの中に、軽快なギターが響く。キラキラした鍵盤の音が乗っかる。跳ねる、楽しい。カフカ!
衣装がみんなアー写のもので、つねくんは黒い羽織もの裾をひらひらさせたりしてた。ほう、新しいパターン!
このメロディ大好きなんだ。でも、切ない歌詞がたまらなくなって。
もしも君が変わってしまっても 僕はずっと君と居れるのに
もしも僕が変わってしまってたら 君は多分ずっと僕となんて居れないよね
そして、さかさまミルクで切なさ絶好調。
丁寧に、紡がれていたなぁ。どうせ僕は君のことを思いながら生きるしかない、って。
一転して、うた!やばい、楽しい!つねくん、ギター率高めだなぁ。
間奏で、ギター少年してるところも、いい。さんちゃんと星くんやダイキさんが、目合わせてるのも、いい!星くん、楽しそうに弾くよなぁ。なおちゃんも、下手を観てニコニコ。
そして、来たよ来たよおとぎ話!音圧が、会場を突き抜ける。圧倒的だ。
この日の泣き方可愛かった(笑)間奏で、パパパン!っやるつねくんの動き、好き。あ、いつの間にか、ダイキさんのメガネがない!(笑)
長く生きていると、会えなくなる人も増えていくけれど、そんな人といつでも話せるようになったり…っていう話をしたのはここだっけ。本当の未来は。
この曲のイントロを聴くと、あぁ、もう終わりかぁ…と寂しくなるけど、充実感を覚えもする。
OverTheDogsのライブは、一曲一曲が、ひとつの物語を見ているようなんだ。
前のバンドがやったんだし、アンコールないわけないよね!ということで、頑張って手を叩く。ほかの人達も、手を叩いてくれてる!やった、出てきた!
一番前で観てはいるけど、バーには触れてない、という微妙な位置だったんだけど、キラキラした鍵盤の音にテンション上がっちゃって。前に行っちゃう?とかやってたら…。「前、行っちゃいませんか?」って、声をかけられた。あ、近くで観てた子かな。
これ、すっごく嬉しかった。なんだか、共有できてるんだなぁ、って。
最前線で、ほんのり涙目で、メテオ。あぁ、やっぱり大好きな曲だ。音がぐんぐん広がっていく。空間が出来上がる。こういう感覚が、たまらないんだなぁ。
旭川に辿り着くまで、どうなることかとヒヤヒヤしたけど、頑張って来て良かった。もう、今まで観た中で一番魅せられたかもしれない。遅くまで、ありがとう。アンコール、ありがとう。
01. イッツアスモールワールド
02. 神様になれますように
03. カフカ
04. さかさまミルク
05. うた
06. おとぎ話
07. 本当の未来は
En. メテオ