CLUB Que 13th Anniversary 〜club Queen and king 13th joker〜 LUNKHEAD ONE BAND SHOW!!@下北沢 CLUB Que


今日はランクワンマン!しかもQue!と思って休み取る気満々だったのに、そうは人生上手くいかないものでお休みできず…しかも、帰ろう!と思っていた時間の5分前に「この書類見て下さいー」とか来るなー!!むきー!急ぎでとか言われなくても急ぎますよ、涙目で!
…そんなこんなで開演間に合いませんでした(泣)でも、1曲目の終わりだったみたい。長い曲で良かった…。
つーか小高くん髪の毛短っ!千川の頃くらい?懐かしさすら感じちゃったよ。


ギグル〜奇跡はアルバム通りの流れ。奇跡が好きすぎて、熱のこもりまくったサビで早くも泣きそうに。しんどい気持ちの時に聴くと、堪えるわ…。ただ、初めは音響のバランスが悪かったのか、音的にはイマイチな印象でした。段々気にならなくなったけれども。

前進〜では『この足で歩いてQueまで帰って来たぞー!!』と。


「こんばんは、ランクヘッドです!まだ4曲しかやってないのに…(みんな元気だなー、的なことを。)この辺とか(前の方)柵がないけんね、節度を持って…とか言いながら俺も煽ってしまうんだけどな。」

夏の終わりを象徴するかのような蝉。久しぶりにやったのでは?緊張感を感じさせる音がたまりません。ガラス玉はセットリストに入る率高いみたい。だいぶやり慣れてきた感もあり、高音もちゃんと出てて。不安を抱えた色が音に滲み出てるようで良かったです。不安と夢の3つ打ちが不安を煽るかんじもまた良い。


小高「ランクヘッドが初めてワンマンをやったのがこのQueで。ちょうど4年くらい前の…10月だったかな?15日くらい?(※11月2日です!)俺らが…23になった年か。千川通りは夕風だったというCDを自分たちの力で出して、そのレコ発ということでやって。これは3曲入り…というか4曲か。この曲たちは俺らが21〜23歳くらいに作ったもので。その頃、悟に『幸せと不幸せは同じ数だけあるのか?』って聞いたら、『そうじゃないからみんな頑張って生きてるじゃない?』って言われて。」
合田「たまにはいいこと言うでしょー」
そんなやりとりも。
あと、龍さんに浅野いにおの『ソラニン』ってマンガを借りて読んだとのことで。21歳くらいの気持ちがよく出てるとかで、勧めてました。同じ作者の『素晴らしい世界』は読んだのですが、矛盾だらけでぐちゃぐちゃだけど、懸命に生きようとする気持ちは、あの頃のランクの歌詞に近いものがあるかもしれないなぁ、と。

夕暮れの。私が、初めてランクのちゃんとしたワンマンに行ったのが3年半くらい前のQueで。その時の夕暮れのがとても印象的で、あぁ、このバンドはまだまだ大きくなるなぁ、なんて思っちゃって。もう一度、Queで聴きたいなぁ、と思っていたのです。「夕暮れの」とコールされたのを聞いた瞬間に涙。キャパ超えではみ出すくらいの感情が、溢れ出てた。聴けて良かったなぁ。

プルケリマヘブンズドアで前半戦終了といったかんじ。ヘブンズドアが終わった後は、出し切ってしまった虚無を感じるくらいでした。


後半戦は、定番曲満載なかんじで。テンション高めで、小高くんはなんかの曲でマイクを食ってました(笑)壊れるぞ!

千川〜は
「久しぶりに、Gバージョンでいきましょう!まぁ、悟が叫ぶだけだけど。」
と。途中で、合田コールも入り。『GO-U-DA!』が次第に『G-DA!』、終いには『合田の合は合コンの合!』なんて、会場中で叫んでいました(笑)

「月曜日なのに、みんな頑張るなー!まだあと1週間長いんだよ?」
と。だったら月曜にやらんでくれ(泣)とは思ったけど、まぁそれで1週間頑張れるならいいや。

「最後に、この曲を一緒に歌ってください!」
ということで僕らは生きる。セリフ部分がマジだ(笑)でも、わざとらしさがなくて良かった。合唱部分では客側にマイクを向けて歌わせてました。お客さんの反応を楽しむように。Queは小さいから、本当に後ろの方の人の顔までステージから見えるんだろうな。そんな人たちまで一緒に歌ってくれていたら、そりゃ嬉しいよね。会場全体が歌っているかのようでした。


そして、早々にアンコール。
「熱いなー、これはみんなの体温だからな。」
なんて言うから、みんな次は体温をやるのか?と期待して盛り上がるも
「別に体温やるわけじゃないけどね。」
と。なんだそれー!
「体温は元は脂肪だからな!」
と言うと、何故か会場から「ありがとう!」の声が(笑)ちょっと困惑気味で
「こ、こちらこそありがとう!」
と答える小高くんが面白かったです。


「Queって窮屈だよなー。」(ダジャレですか?)
「俺、友達のライブとか観に来てもすぐ帰りたくなる。前の方とか、後ろ下がると思ってたのに、全然だもんな。ありがとう。」

「家でうだうだして、こんな歌詞を書いて、しょーもない気持ちになって。でも、それを聴いてくれるみんながおる。ありがとう。そんな歌を聴いて下さい。パラドクサル。」
曲に入る前に
小高「初披露やけん、緊張する」
合田「緊張と噛むのとは違うよ」
なんてツッコミ入れられてました(笑)

パラドクサル、ちゃんと途中から音質が変わってビックリ。ギターとベースのエフェクターに騙されたのかな。久々のNo.6のギラギラ感に圧倒され、ハイライトで背中を押されるような気持ちになり。そして朝が来たで、あぁ、もうこれで終わってしまうんだなぁ、という寂しさを感じ。いろいろと感情をぐるぐると回されたライブでした。


もう終わりかなー?と思ったら、ダブルアンコール!
「この曲をやれば、みんな満足なんだろ!?」
と、カナリアボックス。カナリアに頼らないライブもいいよなー、なんて思ってたので、ちょっとがっかり(苦笑)
「ここでこの曲をやるとは思わなかったよ」
なんて言ってましたが、最後までしっかり盛り上がって帰って行きました。

ジェットストリームアタックチャ〜ンス!で会いましょう!」
と言い残して。


FORCEを引っさげてのツアーが、なんで発売から3ヶ月近く経ってから始まるのかはちょっと不思議だったのですが、メンバーにもリスナーにも、曲がだいぶ馴染んでからツアーを始められるというのは良いことなのかもしれないなーと思いました。楽しみだ!



01. その間5メートル
02. ギグル
03. 奇跡
04. 前進/僕/戦場へ
05. 蝉
06. ガラス玉
07. 不安と夢
08. 夕暮れの
09. プルケリマ
10. ヘブンズドア
11. HEART BEATER
12. 光の街
13. インディゴ
14. きらりいろ
15. 千川通りは夕風だった
16. 僕らは生きる

En1-1. パラドクサル
En1-2. No.6
En1-3. ハイライト
En1-4. そして朝が来た

En2. カナリアボックス