月と手のひら

バンアパ買わんで何を買ったかというとコレですごめんなさい。
だって、インストアイベントの整理券配布があったんだもん…。

月と手のひら

月と手のひら

まだ数回しか聴いてないんですけれども、優しい歌が多い印象。
メルマガにグッド・バイのエピソードが載ってて、しんみり。
人間は皮膚呼吸をしない、ってのが通説ってことはわかってるけれど、このアルバムを聴いていると、皮膚呼吸するときに音を一緒に吸い込んで体の隅々までじんわりと染み込んでいくような、温かいものに包み込まれるような、そんな感覚に陥る。
勢いでガーッともっていく曲が減った分、聴かせるということに重点を置いているというか、自然とそうなってるようなかんじ。
懐が大きくなったなー、と歌詞を見て思う。対象が広がった。
心の中に虚無感を抱えて、どこか冷めた目で世界を見ている自分がいるんだけど、やっぱり明日に希望を持っていたい。そんなかんじ。
人肌を感じるアルバム。
『鳥肌が立った』で本当に鳥肌が立った。


そういえば、同時発売の「千川通りは夕風だった」は前の持ってるし買うつもりもないんだけど、新宿店では品切れでした。すげー。


ランクヘッド / 魚の歌