DROP

DROP

DROP

DROP」はイントロからして、物凄く高野らしい曲だなぁ、と。
アルペジオに乗っかるように他の音が入ってきて、疾走感が加わって。
こういうの、割とnilのお得意のパターンな気がする。
淡々と刻まれるアルペジオと、それとは対照的な切迫感のある歌。
それが、冷めた心と抑え切れない感情の対比かのように感じられた。
nil from hellの頃のような初期衝動とはまた違う、感情をさらけ出した曲。
でもただわめき散らしてるだけじゃなくて、ちゃんと自己完結してる。
そんな印象。とても真摯だなぁ、と感じました。

「毒針とステロイド」はもう、ライブで演奏する姿が目に浮かんでくるよ。
特に歌がないところね。
3人それぞれこういう動きするよね、ってのがありありと。
自由に暴れるギターのリフとそれをしっかり支えるドラム、心地良くうねるベースライン。
ホント、ライブでやって欲しかったな。見ても聴いても面白そうなのに。
まぁ、ギター一本でやったらちょっとショボそうだけどさ(苦笑)
なんだよ、凄く良いバンドじゃないか、nil!って今更か…。

「Hate Beat!」は1月のfeaturingおりんばいを入れて欲しかったなぁ。
ライヴ盤のと一緒ですよね?ちょっぴり期待してたのになー。


ところで、初聴きが視聴機だったりすると、3割増くらいに良く聴こえたりしませんか?
DROP音源は視聴機で初聴きだったんですけれども、
一人でうわー!と盛り上がっちゃって仕方がなかった。

何故かTHE BACK HORNコーナーに置いてある視聴機の中にDROPがあって。
3枚CDが入る視聴機だったんだけど、何故かDROPしか入ってなくて。
ヘッドフォンチルドレンを買いにくる人の方がダントツで多いだろうに。
でもDROPのCDはそこには置いてなくて。
ナ行の「nil」のところを見に行っても置いてなくて。
お店の人に聞いてみたら「まだ入荷してないみたいです」って、何だよそれー!
視聴はあるのに商品はないって、そんな馬鹿な。
しかも今もう17時近くなんですけど。(サボりじゃありません、就活です!)
で、諦めて学校行って帰りにもう一回寄ったらあった(笑)
しっかりしてください、タワレコ横浜店さん!
まぁ、視聴を置いてくださったのは嬉しかったんですけれども。
とりあえず、買えてよかったです。


それにしても、Hate Beat!を最初に聴いたときはちょっとうわっときたけど、
それ以降は普通に聴けてしまってるし、むしろヘヴィーローテーション。
実感沸いてないないみたいです、やっぱり。
ツアーまでライブ行けないんだけど、それまでこのままかもしれない。
見たら物凄く堪えそうだけども。


nil / DROP